『ゴキブリの駆除・対策方法』ー生態は?どうやって家に侵入する?

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ほとんどの方が嫌いな「ゴキブリ」…。

しかし、生物界ではスーパーマンのように完璧に近い存在です

もっと体が大きくて攻撃性をもっていれば、人類にとって代わりうるほどの能力をもっています。

今回は『ゴキブリ】の駆除・対策方法ー生態は?どうやって家に侵入する?』として、

1、ゴキブリの【生態

2、生態からみる【駆除法・対策法】

の2つを、”簡単に・わかりやすく” ご説明します。

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ゴキブリの駆除・対策方法/生態は?どうやって家に侵入する?

ゴキブリの生態と種類

 

 まずは「ゴキブリの生態と種類」から確認していきましょう

 

ゴキブリは2億5千年以上前から、その形をほとんど変えずに存在しています。

つまり、生存競争において進化を必要としないほど生命として完成された存在だったというわけです。

 

日本にはおよそ50種類のゴキブリがいると考えられていますが、本州の人家でみられるほとんどが「クロゴキブリ」です。

これはクロゴキブリが寒さに強いことが主な原因で、氷点下が続かなければ屋外でも生存することができます。

実際には、より快適な環境を求めて人家に侵入してくるわけですが…。

 

 他にも有名なゴキブリに「チャバネゴキブリ」がいますが、5度C以下になると死んでしまううえに、

20度C以下では繁殖能力が著しく落ちるため、冬でも常に暖かいビルや飲食店などでなければ生存できません

 

よって、今回は「クロゴキブリ」に焦点を当てて説明していきます

 

さっそくクロゴキブリの生態についてまとめておきます。

 

クロゴキブリの生態、8つの特徴

・ 雑食性で紙や段ボールなど何でも食べる

・ 短距離なら飛ぶことができる

・ 卵 ⇒ 幼虫 ⇒ 成虫 と成長する

・ 卵の期間は40日、幼虫は200~300日、成虫は50~200日(環境や個体によって異なる)

・ 一回で20~30回産卵し、数日~孵化するまでおしりに卵をつける

・ 卵は「卵鞘」という硬いさやに入っており、卵鞘の中に卵が20~30個入っている

・ 夜行性で、「くらい・せまい・暖かい」を好む

・ ふんには「集合フェロモン」という化学物質が含まれており、食べ物の場所をふんで仲間に知らせる

 

以上がクロゴキブリの生態の大きな特徴です。

 

どのように感じられるでしょうか?

生存、繁殖という「生命の価値」という点では全生物の中でもトップクラスのハイスペックです。

 

特に興味深い点は、捕食・殺傷されやすい卵の期間を「卵鞘」と「雌のおしり」で保護するという点です。

 

ヒト目線でみても、卵鞘の状態ではスプレーなどは効きにくく、さらにメスが卵を所持しているため、掃除機で吸われる心配もありません。

加えて、ふんで仲間を呼び寄せるという…。

なんと厄介な生物でしょう。

 

このようなクロゴキブリの生態特徴をもとに「駆除法・対策法」を考察していきます

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ゴキブリの駆除法・対策法 3原則

 

 ゴキブリの駆除法・対策法として殺虫剤が最も手軽そうに思えますが、

一時的には効果抜群でも長期間の駆除・防除を考える場合には適切ではありません

 

「クロゴキブリの特徴」で述べたように、クロゴキブリの繁殖力は極めて高い水準です。

単純な計算では、1個体が1年後には200~400個体に増えます。

そのため、遺伝子の変異により殺虫剤に耐性をもった個体が生じると駆除することができなくなります

 

特にこの傾向はゴキブリの侵入を避ける忌避剤によくみられます。

実際に、ゴキブリ駆除業者でも使用する殺虫剤は少しづつ変えています。

そもそもスプレー式の殺虫剤であっても、見つけるたびに殺して外に放り投げるのは辛いですしね…。

 

では、どうするか。

できるだけ市販の駆除剤の使用を控えるために、ゴキブリを防除する対策を講じることです。

 

 ゴキブリ対策の基本原則は「入らせない、増やさない、住みつかせない」の3つです。

 

 

ゴキブリの駆除法・対策法 「入らせない」

 

まずゴキブリを「入らせない」について。

幼虫の侵入を防ぐことはほぼ不可能ですが、成虫の侵入を防ぐことは可能です。

 

ゴキブリの主な侵入経路は「通風口、ドアと窓の隙間」です。

成虫の大きさは一般に1cm以上あるため、1cmの隙間を与えなければ侵入を防げます。

 

特に見落としがちな経路が「網戸と窓の隙間」です。

ふさふさの毛がついている場合が多いと思いますが、そこに指が入るようなら、ゴキブリが入ってくる可能性があります

そのため、物理的に隙間を埋める必要があります。

 

値段を抑えたい方は100円均一の「サッシの隙間を防ぐ」という商品で問題ありません。

ただし、あくまで私の家の場合ですが、カビが生えたり引っ掛かりが強くなったためあまりお勧めはできません。

100均よりも200~300円ほど高くはなりますが、ある程度しっかりしたものかった方が良いとは思います。

サイズは4mm、6mm、9mmと3種類あるので、隙間にあったサイズを選べます。

類似の商品であれば、他の商品でも大丈夫でしょう。

 

重要な点は、「① 隙間にあったサイズ、② カビに強い、③ 引っ掛かりが生じない」です。

花粉も防ぐような仕様ならなお良いですね。

 

他のゴキブリの侵入経路として「通風口」があります

 

換気用として開閉できるはずなので、1cm以上の隙間がある場合には必ずふさいでおきましょう

 

また、「排水溝」について心配される方がおられますが、

ゴキブリの糞が室内に存在していたり、誘因する食材に満ちていない限りは心配いりません

 

それよりも次の「増やさない対策」と、

「その他のゴキブリが入ってくる穴(ポストの隙間やドアの開け閉め時など)」などを重視してください。

 

以上で「成虫」の侵入はかなり防ぐことができます。

問題は1cm未満の「幼虫」です。

 

1cm以下の隙間を物理的に防ぐことは極めて困難なため、「住みつかせない」対策を徹底した方が簡単です。

それでもゴキブリの侵入を完璧に防ぎたいというお方は「忌避剤」を使用してください

こちらも私は併用していますが、

「入らせない」対策を徹底しているとゴキブリをまずみかけないため、本当に効果があるのか確証はありません。

 

少なくともサッシのすき間と忌避剤の併用でゴキブリは見かけなくなりました

1,000円程度でゴキブリと決別できると考えれば安いものですね。

 

 ただし、アマゾンで買う場合には2,000円以上買わないと送料がかかってしまうので注意してください

価格的にはイオンやヨーカドーなどの量販店よりはアマゾンの方が安い傾向にあります(セール時を除く)。

 

続いては「増やさない」、「住みつかせない」です。

 

 

ゴキブリの駆除法・対策法 「増やさない・住みつかせない」

 

「入らせない」の対策で、基本的にゴキブリを室内で見かけることはなくなると思いますが、侵入されたときのための対策です。

これは「ゴキブリの食事を断つ」ことが最も有効です。

 

食事をしなくても10日以上ゴキブリは生存可能ですが、食事がない空間には長期間とどまりません

よほど快適な環境でない限り、空腹のリスクを負ってまで長居はしません。

 

よって「流しの残飯」や「床の埃やゴミ」を長期間放置しないようにしましょう

3日に1度は掃除機をかけていれば、床の食糧はなくなります。

 

逆にゴキブリの食糧が部屋に満ちている場合には、

「排水溝」、「エアコンのホース」などの穴という穴からゴキブリが侵入してくるため、ここは徹底してください

 

また「住みつかせない」ために、

ゴキブリの隠れ場所と水分補給場所である「段ボール」、「植木」などは部屋に置いておかない方が無難です。

 

ただし、「隙間を埋めて、食糧を断つ」対策をしっかりとこなしていればあまり気にすることはありません。

ゴキブリのためだけ、観葉植物を眺められないのはしゃくですしね。

 

最後に「ゴキブリを万が一発見してしまったらどうするか」です。

答えはただ1つ、「さっさと殺す」に限ります。

 

ゴキブリを確実に駆除するためには、多少高くても ”業者用の駆除剤” を使った方が賢明です。

市販されている”業者用の駆除剤”で実績・人気ともにトップなのが「ゴキちゃんストップ」という商品なので、

迷ったらそちらを購入すれば問題ないと思います。

  

※ 参考もと ⇒ ゴキスト公式( http://ashitarunrun.com )

また、経済的に余裕がある方は、思い切って業者に依頼するというのアリです。

業者によるゴキブリの駆除効果は抜群で、数年間はゴキブリをみなくなるでしょう

 

ただ、業者に頼むと1万円~3万円ほどかかるので、

気になる方はインターネットの無料診断を利用してください

 

業者は多数ありますが、ダスキンが最も有名で安心できるでしょう。

※ 参考もと ⇒ ダスキン公式https://www.duskin.jp/gokiburikujyo )

 

以上、『ゴキブリの駆除・対策方法ー生態は?どうやって家に侵入する?』でした!

これから夏に向けて、お互いにゴキブリを見かけることがないよう心から祈っております<(_ _)>

 

「ゴキブリの駆除・対策方法ー生態は?どうやって家に侵入する?」まとめ

ゴキブリの種類と生態

・ 本州の人家でみかけるのはほとんどが「クロゴキブリ」

クロゴキブリの特徴

・ 雑食性で紙や段ボールなど何でも食べる

・ 短距離なら飛ぶことができる

・ 卵 ⇒ 幼虫 ⇒ 成虫 と成長する

・ 一回で20~30回産卵し、数日~孵化するまでおしりにつけてある

・ 卵は「卵鞘」という硬いさやに入っており、卵鞘の中に卵が20~30個入っている

・ ふんには「集合フェロモン」という化学物質が含まれており、食べ物の場所をふんで仲間に知らせる

駆除法・対策法

・ 殺虫剤に耐性をもった個体が生じる可能性があるため、できるだけ同一の駆除剤の使用は控えた法が良い

・ 対策の基本は「入らせない、増やさない、住みつかせない」の3つ

・ 「入らせない」ために、通風口やドアと窓の隙間などの穴を物理的にふさぐ(1cm以上の隙間を与えない)

・ 「増やさない」ために、流しの残飯や床の埃・ゴミなどのゴキブリの食糧を断つ

・ 「住みつかせない」ために、段ボールや植木などを室内に置かないことが有効ではあるが、「入らせない」「増やさない」対策をしていれば問題はない

・ ゴキブリを発見した場合には、業務用の駆除剤で速やかに殺す

・ 思い切って業者に依頼するのもアリ

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