今回は『身近な雑学』として、
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
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曇らない鏡の仕組みは?
曇らない鏡の仕組みは?
さっそく『曇らない鏡の仕組みは?』の答えから!
「曇らない鏡が曇らない理由(仕組み)」は、ずばり
鏡につく【水滴】による凹凸(おうとつ)をなめらかにすることで光が【乱反射】しないようにしているから
です。
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わかりやすく「お風呂場で鏡が曇るメカニズム」を例にすると、
お風呂場で【お湯】を使う
⇒ 空気中にたくさん【水蒸気】が混ざりこむ(暖かい空気の方がより多くの水蒸気を含むことができる)
⇒ お風呂の【気温】が次第に下がっていく
⇒ 冷えて空気に溶けられなくなった【水蒸気】が鏡に【水滴】となって付着する
⇒ 鏡に付いた無数の【水滴の凹凸】のせいで光を規則的に反射できなくなる(【乱反射】)
⇒ 鏡が曇ったように見える
というのが大まかな流れです。
つまり、問題となる
を解決すればよいわけで、簡単な方法は
ことです。
具体的には、
② 光触媒・超親水性(酸化チタンなど)作用のある鏡の使用
の2つが一般的です。
どちらも
なので、親水化の特性が残っているうちは鏡が曇ることはありません。
ただし、ともにお金がかかるものなので、自宅で「すぐに曇り鏡を解消したい!」という人は
ことで、長持ちはしませんが一時的に曇りを軽減させることは可能です。
曇り鏡に困っている方はぜひ一度試してみてください。想像以上に効果を感じられるはずです。
以上、『曇らない鏡の仕組みは?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
曇らない鏡の仕組みは? ⇒ 親水性物質により水滴を鏡になじませ、光の乱反射を防いでいる