今回は『正しいシャンプー・トリートメントの方法・仕方/美髪の7ステップ』として、
頭皮マッサージをかねた「髪にやさしいシャンプー・トリートメントの方法・仕方」を画像付きで詳しく説明していきます。
これまで正しいと思っていたシャンプーやトリートメントの方法が、
実は髪にダメージを与えていたということも少なからずあるので、
この機会にぜひ自己流シャンプー・トリートメント方法を見直してみてください。
お時間のない方向けに最初に「まとめ」を載せているので、
お忙しい方はそちらだけでもご覧ください<(_ _)>
正しいシャンプー・トリートメントの方法・仕方|美髪の7ステップ
『正しいシャンプー・トリートメントの方法・仕方|美髪の7ステップ』まとめ
まずは「正しいシャンプー・トリートメントの方法・仕方/美髪の7ステップ」のまとめからご紹介します。
バスルームに入る前に【ブラッシング】をする(猪の軟毛ブラシがおススメ)
シャンプー・トリートメントの前に湯船につかる
長い髪はヘアキャップできちんとカバー
シャンプーは【2度洗い】をする
1度目のシャンプーは「髪表面の汚れを洗い流す&頭皮の汚れを浮き上がらせること」が目的
2度目のシャンプーは「汚れの徹底洗浄&頭皮ケア」が目的
シャンプーは【指の腹】を使って頭皮を洗い、頭皮マッサージも実施
トリートメントは、【毛先から】つけていく(上から下にトリートメントを伸ばすこと)
トリートメントが【頭皮につかない】ように要注意
タオルドライでは、【頭皮の水分】を特にしっかり拭きとる
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まずは「シャンプー・トリートメントの基本」5ヶ条!
具体的な「シャンプー・トリートメントの方法・仕方」に入る前に、
大前提となる「シャンプー・トリートメントの基本」について簡単に説明しておきます。
1、頭皮をよく洗い、シャンプー剤はよく流す 2、シャンプーは2度洗い 3、トリートメントは頭皮につけない 4、トリートメントは毛先からつける 5、タオルドライでは、頭皮の水分をしっかりと拭きとる
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基本1、頭皮をよく洗い、シャンプー剤はよく流す
頭の汚れ・脂は頭皮に集中しているため、頭皮を意識的に洗うことが重要です。
また、頭皮の血行を促進するためにシャンプーをしながら頭皮マッサージを毎日実施しましょう!
基本2、シャンプーは2度洗い
頭皮の汚れ・脂を十分に洗い流すために、シャンプーは2度洗いしましょう。
1度目は「汚れを浮かせること」、2度目は「汚れの洗浄」を目的に洗っていきます!
基本3、トリートメントは頭皮につけない
トリートメントの目的は「髪に栄養を与えること」です。
頭皮に直接つけると油分過多になり、根元が立ち上がらなくなる原因につながるのでNGです!
基本4、トリートメントは毛先からつける
毛先は傷みや乾燥が強いため、トリートメントは毛先からつけていきます。
このとき、必ず上から下に(毛の流れにそって)トリートメントを伸ばしていってください!
基本5、タオルドライでは、頭皮の水分をしっかりと拭きとる
頭皮に水分が残ってしまうと、
髪の毛全体が次第に湿っぽくなっていき、髪が傷みやすい状況を作り出してしまいます。
そのため、特に重点的に頭皮の水分はしっかりと拭きとってください!
シャンプー・トリートメントの基本 ⇒ 頭皮の徹底洗浄 & 髪に栄養を与える
正しいシャンプー・トリートメントの方法・仕方/美髪の7ステップ
「正しいシャンプー・トリートメントの方法・仕方」 として、
ブラッシングから入浴後の頭皮ケアまで全7ステップをご紹介します。
1、ブラッシング 2、入浴 3、シャンプー1回目 4、シャンプー2回目 5、トリートメント 6、タオルドライ 7、スペシャルケア
ステップ1、ブラッシング
「正しいシャンプー・トリートメントの方法・仕方」の第1ステップは「ブラッシング」です。
バスルームに入る前にブラッシングをすることで、
汚れ・ホコリを浮かし頭皮の血行をよくする効果があります。
1、毛穴の絡まりを先にとく 髪が傷んでいると絡まりやすいので慎重に! 2、毛の流れにそって、上から下にとかす 髪表面の汚れを浮かし、ある程度除去することが目的です! 3、ササッと全体をとかす 軽くとかす程度でいいので、頭皮に刺激を与え血行を良くすることを意識しましょう!
以上が「ブラッシングの方法・仕方」の3ステップです。
上記3ステップに加えて、
ブラッシングで最も重要なのは「プラスチックのコームを使わないこと」です!
プラスチック製のコームはキューティクルを損傷しやすいため、
タングル・ティーザーや動物の毛(猪毛がおススメ)で作られたブラシを絶対に使ってください。
ブラシは毎日使うものなので、値段は張りますが「猪の軟毛」が摩擦が最も少なく、頭皮マッサージと髪のケアを両立でき最適です。
ブラシ業界の回し者っぽくなりたくので、有名な商品を2つだけ紹介しておきます。
タングル・ティーザー
楽天ランキング1位のタングル・ティーザー(税込1,594 円)
猪毛ブラシ
柔質猪毛100%のメイソンピアソン製
ブラッシングの目的 ⇒ 汚れ除去 & 頭皮の血行促進
ステップ2、入浴
「正しいシャンプー・トリートメントの方法・仕方」の第2ステップは「入浴」です。
シャンプー・トリートメント前に湯船につかることで、
頭皮の血行促進&汚れを浮きあがらせる&リラックス効果があります。
ただし、よく誤解されがちですが、
「入浴」をしても毛穴が開いたり、髪が潤うことには期待できないので注意してください。
1、長い髪はヘアキャップでカバー 濡れた髪は傷みやすいので、髪が長い方はヘアキャップでしっかり髪を保護してあげましょう。 頭皮の温湿効果もアップします! ゴムやクリップはキューティクルを傷つけるのでNG! 2、長めに湯船につかって汗をかく 汗をかくことによって汚れが浮きやすくなります! 3、十分に体を温める 頭皮の血行を促進するために十分に体を温めましょう!
以上が「入浴の方法・仕方」の3ステップです。
リラックス効果を高めるために「入浴剤」を使うのも効果的です。
入浴剤に関しては、好き嫌いがはっきり分かれると思うのでご自身に合った商品でお楽しみください!
入浴の目的 ⇒ 頭皮の血行促進&汚れを浮きあがらせる&リラックス効果
ステップ3、シャンプー1回目
「正しいシャンプー・トリートメントの方法・仕方」の第3ステップは「シャンプー(1回目)」です。
ここからが非常に重要なので、丁寧に説明していきます。
今やだいぶ有名になりましたが、シャンプーは2度洗いをします。
以前の記事『髪・頭皮のベタつき/5つの原因とすぐできる対策・改善法』でも説明しましたが、
1度目のシャンプーは「髪表面の汚れを洗い流す&頭皮の汚れを浮き上がらせること」を目的に、
2度目のシャンプーは「汚れの徹底洗浄&頭皮ケア」を目的にしています。
1度目と2度目で「シャンプーの方法・仕方」に違いがあるので注意してください。
1、てぐしをするようにお湯を髪全体に通す 髪と頭皮のすみずみまで濡らすことを意識しましょう。 てぐしをするように髪を触ると、髪の中までしっかりと濡らすことができます! 2、髪表面の汚れをすすぐ 髪をやさしくなでるように、軽くすすいでください。 髪の ”表面” についている汚れ・ホコリはお湯だけで洗い落とすことができます! 3、シャンプー剤を頭頂部で泡立てる 頭頂部は最も脂がたまりやすい場所なので、頭頂部を起点にシャンプーを泡立てましょう。 このとき、空気を含ませるように泡立てるとより効果的です!
4、シャンプー剤の泡を全体になじませる 指の腹、手のひらを使ってシャンプーの泡を全体になじませてください(爪はNG!) 1回目のシャンプーの目的は「表面の汚れを落とす&汚れを浮き上がらせる」ことなので、 シャンプーの泡を軽くなじませる程度でOKです! 5、シャンプー剤をサッとすすぎ洗す 髪の汚れをシャンプー泡と一緒に軽くすすぎ流してください。 この段階でサッパリとする必要はないので、泡がなくなる程度に ”軽く” 洗い流せばOK!
以上が「1回目のシャンプーの方法・仕方」の5ステップです。
上記5ステップで、髪表面の汚れは洗い流され、頭部の脂は浮き上がってきます。
繰り返しになりますが、1回目のシャンプーの目的は「表面の汚れを落とす」ことと「頭皮の汚れを浮き上がらせる」こと!
ごしごしと力を加えたり、長い時間をかけてすすいだりする必要はありません。
次の「2回目のシャンプー」で頭皮の汚れを落とし、頭皮マッサージ&血行促進などもします。
1回目のシャンプーの目的 ⇒ 表面の汚れを落とす&頭皮の汚れを浮き上がらせる
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ステップ4、シャンプー2回目
「正しいシャンプー・トリートメントの方法・仕方」の第4ステップは「シャンプー(2回目)」です。
2回目のシャンプーが本洗い、メインシャンプーです。
2回目のシャンプーでは、1回目のシャンプーで浮かび上がらせた頭皮の汚れをすべて洗い流します。
また、頭皮マッサージをして血行を促進し、すすぎも十分にします。
1、髪を軽くしぼる 余分な水分を落とすイメージで軽くしぼってください。 ただし、強くしぼりすぎると髪を痛める原因になるので ”軽く” でOK! 2、シャンプー剤を頭頂部で ”しっかり” 泡立てる 1回目のシャンプーで髪が十分に濡れているはずなので、シャンプーの泡立ちは良いはずです。 空気を含ませるようにしてしっかりと泡立てましょう!
3、指の腹を使って頭皮を洗う 1回目のシャンプーで髪 ”表面” の汚れは十分に落ちているので、「頭皮を洗うこと」を強く意識してください。 このとき、爪で洗うと頭皮や髪を痛めるので、必ず「指の腹」を使って洗ってください! また、髪をこすって洗ってもいけません! 4、3種の頭皮マッサージ 下の3種類のマッサージをすることで頭皮に刺激を与え、血行を促進させる効果があります。 3種類合わせて、2~3分程度を目安に頭皮をマッサージしましょう! (ⅰ)ジグザクシャンプー 親指以外の4本の指を使って、下から頭頂部に向けてジグザクにシャンプーをしていきます。
(ⅱ)つまみ上げシャンプー(側頭部) 指の腹で頭皮を固定したまま、上下に動かすようなイメージでシャンプーマッサージ!
(ⅲ)つかみ押しシャンプー(後頭部) 後頭部の頭皮を指の腹でぐーっと押し上げるようなイメージでマッサージ!
5、頭皮をすみずみまで洗う ① 前頭部、② 側頭部、③ 後頭部の順に頭皮をすみずみまで、生え際までしっかりとジグザグ洗いしてください。 また、シャンプーの成分は製品ごとに大きく異なるため、ご自身の目的に合ったシャンプーを使用するよう心掛けてください! 2023年6月30日追記 『シャンプー/人気おすすめランキング21ー価格・効果も徹底比較!』の記事をアップしました。 6、頭皮を強く意識してシャンプーをすすぐ 頭皮にシャンプー剤が残らないように意識しながら丁寧にすすぎ洗いしてください。 すすぎ時間の目安は「シャンプーにかけた時間の2倍」です! 7、洗い残しのないよう手でお湯をためるようにして洗い流す 手のひらをお椀型にして、お湯をためながら髪を洗うのが非常におススメです! 髪へのダメージが少なく、頭皮の洗い残しも気になりません。
以上が「2回目のシャンプーの方法・仕方」の7ステップです。
上記7ステップで、頭皮のマッサージ・血行促進をしながら汚れはしっかりと洗い落とされます。
はじめのうちは手順が多く面倒に感じるかもしれませんが、
慣れてくれば気にならなくなりますし、
頭皮の種々のトラブルを予防できるのでぜひ習慣化してください!
さて、2回のシャンプーの後は「トリートメント」です。
2回目のシャンプーの目的 ⇒ 汚れの徹底洗浄 & 頭皮ケア(頭皮マッサージ・血行促進)
ステップ5、トリートメント
「正しいシャンプー・トリートメントの方法・仕方」の第5ステップは「トリートメント」です。
トリートメントの目的は、「髪に栄養を与えること」と「髪を保護すること」です。
1、髪を軽くしぼる シャンプーの時と同様に、余分な水分を落とすイメージで軽くしぼってください。 髪の水分が多いとトリートメント剤が薄まる一方、 水分を絞りすぎるとトリートメントがなじみにくくなるので注意してください! 2、毛先から髪全体につけていく 毛先は傷みや乾燥が強いため、トリートメントは毛先からつけていきます。 このとき、必ず上から下に(毛の流れにそって)トリートメントを伸ばしていってください! また、頭皮にトリートメントがつかないように注意しましょう!
3、傷んでいる部分は重ねづけ トリートメントは傷んでいる部分に重ねづけして重点的にカバーしてください。 指先で浸透させるようにうすく伸ばしていくのがコツです! 4、てぐしでトリートメントをなじませる てぐしで上から下に髪をとかすようにトリートメントをなじませてください。 リングコームなどでとかしてもOKです! 5、髪全体を軽く流す 髪の中や首間回りの後ろまで全体を軽く流してください。 髪全体がしっとりする程度まで流すのがベストです! 流し足りないと髪がベタつく感じになり、流しすぎると髪がややパサつく感じになります。
以上が「トリートメントの方法・仕方」の5ステップです。
ポイントは、
1、上から下にトリートメントをつけていく点
2、トリートメントを流しすぎない点(ベタつくのはNG!)
トリートメントの目的 ⇒ 髪に栄養を与える & 髪の保護
ステップ6、タオルドライ
「正しいシャンプー・トリートメントの方法・仕方」の第6ステップは「タオルドライ」です。
タオルドライの目的は、「髪・頭皮の水分をしっかり拭きとって、髪のダメージを防ぐこと」です。
濡れた髪は、髪同士の摩擦でも傷んでしまうので、入浴後はきちんと水気を取り去ってあげましょう!
1、タオルで水分を抑える 吸水性のいいタオルで、頭を軽く抑えるようなイメージで水分を吸い取ってください。 このとき、髪同士をこすり合わせるのはNGです! ポイントはとにかく「吸水性のいいタオル」を使うことです。 2、頭皮をしっかりふく 次はタオルを直接頭皮にあてていくイメージで、頭皮の水分をしっかりふいてください。 ここが最も重要なステップで、頭皮に水分が残ってしまうと、 髪の毛全体が次第に湿っぽくなっていき、髪が傷みやすい状況を作り出してしまいます! 3、髪の水分を軽く拭きとる 最後に髪をタオルではさむ感じで、髪の水分を”軽く”拭きとってください。 ここでも、髪同士をこすり合わせるのはNGで、 髪の場合は、頭皮と違って少し湿っぽいくらいでも大丈夫です! 濡れているのが気になる方は、ドライヤーを1m以上離して、熱を1か所に集めないように注意してください。
以上が「タオルドライの方法・仕方」の3ステップです。
タオルドライでとにかく重要なのは「髪同士をこすり合わせないこと」です!
さて、「正しいシャンプー・トリートメントの仕方・方法」の最後は「スペシャルケア」です。
タオルドライの目的 ⇒ 髪のダメージを防ぐこと
ステップ7、スペシャルケア
「正しいシャンプー・トリートメントの方法・仕方」の最後、第7ステップは「スペシャルケア」です。
今回ご紹介するスペシャルケアは、トリートメント剤を使って髪に重点的に栄養を補給するケア方法です。
髪のスペシャルケアは毎日やる必要はなく、時間があるときに週1回ほどを目安に実施してください!
1、トリートメントを2本のコームでしっかり浸透させる まずはトリートメント剤を髪につけ、2本のコームで髪全体にとかしていきます。 2本のコームとは「目の粗いコーム」と「細かいコーム」のことです。 目の粗さの違うコームをすでに2つお持ちの方は、それをご使用ください。 お持ちでない方は、楽天ランキングでずっと1位の Littlemoon の「6種のコームセット」が非常におススメです。 安くてヘアスタイリングのときにも使えるので、1セットは持っておいた方がいいと思います。
2、ビニールキャップをかぶり、じっくり浸透 トリートメントを髪全体になじませたら、ビニールキャップをかぶって5~10分ほど浸透させてください。 ビニールキャップは安物でも問題ないので、スーパーなどでまとめ買いしてもOKです!
以上が「スペシャルケアの方法・仕方」のステップです。
週1回ほどを目安にスペシャルケアすることで、髪はより健康的な輝きを放つようになります!
スペシャルケアの目的 ⇒ 髪に十分に栄養を補給すること
以上、『正しいシャンプー・トリートメントの方法・仕方/美髪の7ステップ』でした!
ブラッシングから、シャンプー、トリートメント、スペシャルケア…と始めのうちは少し面倒に感じますが、
慣れてくれば気にならなくなっていくはずなので、ぜひ習慣化してください!
最後まで長い記事をお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
この記事が少しでも読者の方の参考になれば幸いです。