今回は『光の雑学』として、
という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
蜃気楼はなぜ起こる?
蜃気楼はなぜ起こる?
「蜃気楼が起こる理由」は、ずばり
【空気】の量(密度)が変わると【光】が曲がるから
で、わかりやすくいえば
です。
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「光」には
【空気の密度】の大きい方(≒ 【温度】の低い方)に進む性質
空気の密度とは?:空気中にどれだけ分子・原子があるか。同じ空間に窒素分子や酸素分子がたくさんあるほど密度が大きい。
密度と温度って関係しているの?:温度が低いということは分子の運動エネルギーが少ないということ。分子があまり動かないので狭い空間にたくさん分子が集まることになり密度が大きくなる。
があります(光は空気分子が少ない ≒ 密度が小さい方が障害物が少なくて速く進むことができるので屈折する;その他にも要因はあるが密度の影響が大きい)。
そのため、例えば

を考えてみると、砂漠の日中では
地面に太陽の熱がどんどんたまっていって温度が高くなる
⇒ 地表の空気密度が小さくなる
ため、
地表の空気 ⇒ 密度 【小】
上空の空気 ⇒ 密度 【大】
となり、砂漠では
わけです。
一度は
とか

という話を聞いたことがあると思いますが、これも
で、
ことが原因で、「水のように見えている正体」は
です。
逃げ水であれば、障害物のない一本道の道路ではよく見られるので、今年の夏に機会がある人はぜひチェックしてみてください!
以上、『蜃気楼はなぜ起こる?』について簡単にまとめました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
蜃気楼が起こる理由 ⇒ 空気密度が異なると光は密度の大きい方へ屈折するから;蜃気楼の原因は地表と上空の空気層で密度(温度)が異なること。