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いびき|原因は?いびき枕は有効?自分で確認できる?

投稿日:2016年3月18日 更新日:

 

誰しも自分が「いびき」をかいているのか気になったことがあると思います

 

知らず知らずのうちに騒音を発し、周りに迷惑をかける「いびき」…。

 

たちが悪いことに、自分がいびきをかきやすいと知ってはいても、昨晩どれだけかいたのかわからずケロッとしているため、周りをいっそう苛立たせます

 

今回は『いびきー原因は?自分で確認できる?いぶき枕は有効?』として、

1、「いびき」の原因と無呼吸症候群

2、その対策・改善法(いびき枕)

3、自分がどれだけいびきをかいているのか確認する方法

の3つを中心に、”わかりやすく” ご紹介したいと思います。

Snoring-causes-pillow

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いびき|原因?いびき枕は有効?自分で確認?

いびきとは?

 「いびき」とは、「呼吸の通り道がふさがれていて、それを無理やりこじ開けるときに鳴る音」です。

もう少し具体的に言い換えると、「せまくなった上気道(のど付近の空気の肺への通り道)が空気で振動した音」のことです。

つまり、「いびき」の原因は「のどのあたり(上気道)がふさがっていること」で、対策は「のどの通りをよくすること」と単純そうですね。

実際に単純ではあるのですが、なかなか簡単にはいきません。

まずは、いびきの「原因」について詳しく説明していきます。

 

いびき、6つの原因

いびきの原因である「上気道がふさがっている」主な原因は下記の6つです。

 

いびき、6つの原因

1、舌の根元がふさいでいる

2、軟口蓋(口と鼻の境界部分;”のどちんこ” の根元付近)がふさいでいる

3、のどの内側に脂肪がついている(肥満

4、過度な筋肉の弛緩(のどの筋肉がたるんでいる)

5、扁桃腺(のどの入り口にあるこぶ;リンパ組織)が大きくなっている

6、下あごが小さい、またはひっこんでいる

 

いずれも物理的な壁が上気道をふさいでいます

上記の6つすべての原因を取り除くことができれば、「いびき」をかかずに済みます

数は6つと多いですが、根気よくすべて対処していきましょう。

 

いびきの対策・改善法|いびき枕の有効性

まずは、いびきの原因である「1、舌の根元」と「2、軟口蓋」について。

 

これはあおむけで寝ている場合に、重力で気道が押しつぶされているために生じます。

よって、「うつぶせ」や「横向き」に寝ることで解消できます

これで「金縛り」にもかからなくて一石二鳥です。

 

しかし、気付くと「あおむけ」になっているという方や、「あおむけ」の方が落ち着くという方は枕を変えてみてください

私も枕を変えて「いびき」を直しました。

 

首から頭頂部にかけて緩やかに低くなっている枕など、自分の就寝スタイルとマッチした形状の枕が多く市販されているはずです。

 

判断に困る場合には、枕専門店で主任店員の方に訊いて相談してみてください。

 

価格の高さがネックですが、個人的には多少高くても良い枕を使うべきだと思います。

睡眠は健康の要なので。

ちなみに私はテレビで話題になっていた「YOKONE」という枕を使っていて、かなり使い心地がいいので迷っている方はYOKONEをまずは試してみるのがいいかなと思います

 

 

次はいびきの原因「3、のどの脂肪(肥満)」です。

この場合に有効なのは、当然ダイエットです。

ただし、「のどの脂肪」を十分に燃焼させるには体重の1~2割ほどの大幅な減量が必要です。

 

やせようと思ってダイエットできれば苦労はしませんが、なかなかうまくいかないのも現実ですよね。

「いびき」解消のためにダイエットを決意する殊勝な方はおられないと思います。

やはり効果的なのはいびき枕だと思います。

 しかし、「いびき」と関連する睡眠時無呼吸症候群(SAS)に該当する場合には状況はまったく異なります。

この「睡眠時無呼吸症候群:SAS(サス)」という症状は、「眠っている間に無呼吸状態」になる現象を伴います

より具体的には、「1時間あたりに10秒以上の無呼吸が5回以上あって、かつ日中の猛烈な睡魔などを伴う症状」です。

皆さんのまわりでも、いびきをかいていたヒトが急に静かになって、しばらくすると「ふんがっ」という音とともにいびきを再開する…こんな現象に出くわしたことはありませんか?

この場合も無呼吸状態になっている可能性があります。

呼吸が止まる、つまり、脳や心臓への酸素供給が一時的に止まることになるため、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まります

就寝中に重度な病気が発症すれば、誰にも気づいてもらえず死に至る可能性もあります。

SASの最も多い原因は「肥満」ではありますが、肥満の以外の方でも、後述する「いびきの確認法」でご自身のいびきを確認し無呼吸状態がないかご確認ください

SASの症状がある場合には、すぐに病院へ行き医師の進める治療法で、気道の確保を行ってください。

現在では「CPAP(シーパップ)」という鼻用マスクに加圧した空気を送り込む方法や、マウスピースを使った対処療法など種々の方法で簡単に無呼吸を防ぐことができます。

 

肥満の方は、ダイエットに真剣に取り組むとともに、「あおむけ」での就寝はおやめください

少し脅かすような書き方になってしまいましたが、基本的にSASは体にはっきりとした異常を伴うので、急死のリスクを考える必要はありません。

 

続いてはいびきの原因「4、筋肉の弛緩」です。

こちらは体質的な要因もあるのですが、多くは「寝る前の飲酒」や「睡眠薬の服用」によるものです。

そのため、いびきをかきたくない方は ”就寝前の飲酒・睡眠薬” は控えてください。

さらに「女性ホルモンの減少」や「老化」など生理的現象も筋肉を弛緩させる要因になりますが、

いずれにしても「あおむけ」に寝なければ問題ないので、

姿勢を変えたり、いびき枕に変更したりと比較的簡単な対処法で解消できます。

 

残る2つは簡単に済まない可能性が高いです。

 

いびきの原因「5、扁桃腺の肥大化」と「6、下あご」です。

単なる「いびき」だけの問題なら、すんなり諦めてしまいましょう。

いびきを許容してくれる素敵な方と巡り合うチャンスです。

しかし、前述のSASの症状(日中の眠気など)がみられる場合は放置しておくわけにはいきません。

医師の判断によりますが、外科手術が最も有効で唯一の根本的治療法です。

こちらも器具を使った対処療法は充実していますので、過度に心配なさらずにまずは医師の判断をあおってください

以上で、すべてのいびきの原因に対する対処・改善法をご紹介しました。

 

簡単にまとめると、

いびきの対策・改善法まとめ

① あおむけに寝ない

② 上気道が確保される ”いびき枕” をつかう

③ 寝酒や睡眠薬の使用を控える

④ 日中に耐えられない眠気がある場合には、SASの可能性を考慮し医師に相談する

 

いびきの対策・改善法として最も効果の高いのはCPAP(シーパップ)などの対処療法ですが、

一般的ないびきであれば「いびき用枕」で十分でしょう。

 

次は「自分のいびきを確認する方法」です。

いびきについて興味をもつことは少ないでしょうから、この機会にぜひ一度お試しください。

 

いびきの確認方法

「いびきの確認方法」はいたって簡単です。

寝ている間の音をすべて録音しておけばよいだけです。

スマホをお持ちの方は、「いびき」用のアプリが多数無料で配布されているので、ご自身の気に入ったものをダウンロードし録音してください。

アプリストアで「いびき」で検索すれば複数見つかると思います。

基本的にどれも性能に大差はありません。

やり方はアプリを起動させて、枕元に置いておくだけです。

いびきをかいた箇所が赤などで表示されるので、その音声を再生すれば自分のいびきを聞くことができます。

いびきに一喜一憂したり、寝言を楽しんだりなど、使い方はいろいろですが、最も大事なことは「無呼吸状態」を調べることです。

SASの要因の1つである「無呼吸」という症状は、録音した音声を聞いているとはっきり分かります。

 

1、急にいびきが止まる(ガーー、ガーー、ガッ…………)

2、せきを切ったように再びいびきが始まる(…………グガッ、ガーー、ガーー)

 

もし無呼吸が確認できた場合には、その「回数」とそれぞれの「無呼吸の時間」を記録しておいてください。

複数回確認でき、さらに睡眠不足を慢性的に感じている場合には、

まず「あおむけ」での就寝をやめ、「枕を変える」などとにかく気道が確保されるように努めてください

翌日には再度アプリを使って改善状況を確認し、治っていない場合には医師に相談してください。

その際に、記録していた「無呼吸の回数と時間」を医師に提示すれば、スムーズに診断へと移れます。

 

以上、『いびきー原因は?自分で確認できる?いびき枕は有効?』でした!

「いびき」は単なる迷惑行為なだけではなく、健康の指標となる重要な現象です。

せっかく「いびき」について調べた今だからこそ、ついでにご自身の「いびき診断」をされてはいかがでしょう。

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「いびきー原因は?/いびき枕は有効?/自分で確認できる?」まとめ

1、いびきとは?

いびき:せまくなった上気道が空気で振動した音

2、いびきの原因

共通の原因:上気道がふさがっていること

具体的原因は以下の6つ

ⅰ) 舌の根元がふさいでいる

ⅱ) 軟口蓋がふさいでいる

ⅲ) のどの内側に脂肪がついている(肥満)

ⅳ) 過度な筋肉の弛緩(のどの筋肉がたるんでいる)

ⅴ) 扁桃腺(のどの入り口にあるこぶ;リンパ組織)が大きくなっている

ⅵ) 下あごが小さい、またはひっこんでいる

2、いびきの対策と改善法(いびき枕)

共通の対策:上気道の障害物を排除すること

① あおむけに寝ない

② いびき用枕をつかう

③ 寝酒や睡眠薬の使用を控える

④ 日中に耐えられない眠気がある場合には、SASの可能性を考慮し医師に相談する

3、いびきの確認方法

就寝中の音声を録音する

⇒ いびき用の無料アプリを使用

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