科学の雑学Q&A 生物学

カフェインの効果&副作用は?|疑問を2分で!

投稿日:2019年7月31日 更新日:

 

今回は『食品の雑学』として、

カフェインの効果・副作用は?

という疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。

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カフェインの効果&副作用は?

カフェインの効果&副作用は?

さっそく『カフェインの効果&副作用は?』の答えから!

 

カフェインの効果」は、ずばり

① 【眠気】がなくなる!(覚醒作用1)

② 【集中力】が回復する!(覚醒作用2)

③ 【持久力】がアップする!(筋力作用)

④ 【おしっこ】に行きたくなる!(利尿作用)

⑤ 【ドキドキ】する!(強心作用)

の5つが代表的で、カフェインの副作用」は

① 【眠れなく】なる…!(不眠作用)

② 【不安】になる…!(精神作用)

③ 【疲れ】が溜まりやすい…!(疲労蓄積作用)

の3つです。

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カフェインが「人体に強い影響を及ぼす理由」は

神経細胞に直接作用するため

で、カフェインは

 【アデノシン結合】を阻害する

⇒ 【ATP】や【グルタミン酸】といったエネルギー源・興奮性神経伝達物質が放出され続ける

⇒ 【カフェイン】が作用している間は【元気】が出て(エネルギー不足にならず)【集中力】も高いまま(興奮状態が維持される)

ようになります。

 

ただし、

カフェインを摂取して活動的になっている状態

というのは、あくまで

「エネルギーを大量に使っている」&「集中力を無理やり高めている」だけ

なので、

体にかかる負担は普段よりも大きい

にもかかわらず

元気なだけに通常時よりもたくさん行動してしまう

ため、

カフェインが切れたあとにどっと疲れが押し寄せる

傾向にあります。

また、カフェイン摂取で

眠気がなくなる = 夜に眠れなくなる

というのは有名なので注意している人も多いと思いますが、

【緑茶】や【紅茶】にも【コーヒー】と同じくらいのカフェイン量(100mlあたり20~60mgほどで、1日300mg以下に抑えるのが健康的)が含まれている

ことは知らない人が多いため、

寝る前(就寝4時間以内)の【お茶】は【コーヒー】同様に控える

ようにした方が安全です。(カフェインは肝臓で分解され、血中半減期は2.5~4.5時間ほど

 

加えて、あまり知られていませんが

カフェインによる不安作用は(個人差が大きいけれど)影響力が強い

ため、

最近悩みがちで落ち着かないことが多い

という人はカフェインの摂りすぎが原因でないか考えてみてください。

 

以上、『カフェインの効果・副作用は?』について簡単にまとめました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>

『カフェインの効果&副作用は?』まとめ

カフェインの効果 ⇒ 覚醒・筋力・利尿・強心作用

カフェインの副作用 ⇒ 不眠・不安・疲労蓄積作用

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