今回は『三毛猫の雑学』として、
1、三毛猫のオスの確率は?
2、メスが多い理由は?
という2つの疑問に、”わかりやすく・簡単に” 答えていきます。
三毛猫って?
3つの毛色をもつ猫のこと。日本では【茶】【黒】【白】の3色が多い('◇')ゞ
三毛猫のオス確率は?|メスが多い理由は?
三毛猫のオス確率は?|メスが多い理由は?
さっそく『三毛猫のオス確率は?|メスが多い理由は?』の答えから!
「三毛猫のオスの確率」は、およそ
3万分の1
で、「メスが多い理由」は
【性別を決める遺伝子(性染色体)】と【毛の色】が一緒に子どもに伝わるから
です。
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ネコの「性別を決める遺伝子」は
人間と同じ
で
【X染色体】と【Y染色体】の組み合わせ
で決まっていて
【X染色体】が2つ ⇒ メス
【X染色体】&【Y染色体】が1つずつ ⇒ オス
となります。
このとき、
毛の色を決める遺伝子は【X染色体】の中
にあり、しかも
1つの【X染色体】につき1つの色しかもたない
ので、「三毛猫」のように
3つの色をもつためには【X染色体】が2つ必要
になります。
例えば、日本でよく見かける「三毛猫」が生まれるのは
【X染色体】の1つが【茶色】
【X染色体】のもう1つが【黒色】
となるケースで、残りの1色は
色がない【白色】
となっています。
つまり、「三毛猫」は
2種の異なる色をもつために必ず2つの【X染色体】をもたなければならない
ので、必然的に
【メス】になる
わけですね。
例外として、
オスの三毛猫が生まれる原因
として
染色体に異常があるとき(オスなのにX染色体が1つ多いXXY型)
細胞に異常があるとき(モザイクなどの遺伝的変異)
遺伝子組み換えが生じたとき
など
正常個体でないケース
だけなので、一般に
発生確率が低く、繁殖能力も高くない&遺伝しないケースが多い
ため
個体数は増えない
のです。
以上、『三毛猫のオス確率は?|メスが多い理由は?』について簡単にまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『三毛猫のオス確率は?|メスが多い理由は?』まとめ
三毛猫のオスの確率 ⇒ だいたい3万分の1ほど
メスが多い理由は? ⇒ 3つの毛色をもつためには2種類の毛色(残り1つは白でOK)が必要で、毛色はX染色体上にあるため必然的に性染色体はXXの組み合わせが必要となりメスが生まれるから